院長日記
福岡市博多区のもりた皮ふ科・アレルギー科クリニック院長の日記です。不定期更新します。
ぎょうざの丸岡
ぎょうざの丸岡という店があります。
宮崎に本社を置くようですが、私が知ったのは1年ぐらい前に城南区のとある場所にぽつんと支店があるのを偶然見つけたことによります。
まだ店舗は新しく、イートインはあまり力を入れておらず、持ち帰りが中心のようでした。なんだか気になってとりあえず20個ぐらい買って帰りました。家に帰って説明書通りに作ってみるとパリパリでおいしいことおいしいこと。臭みがなく、旨みが強い。書いてあるとおりに作ると羽が綺麗にできてパリパリとした触感がたまりません(書いてある通りにしないとうまくいかない)。
学生の頃お金がなくてよく餃子をスーパーで買って焼いて食べていたのですが、ボリュームの割りに恐ろしく安く、ありがたいとおもっていましたが、やはり安いなりの材料がつかわれていたのでしょうね。
その後は月に一度以上は買いに行っています。
しらべてみると福岡市内に何店舗かあるようです。近所に店舗のある方はぜひ一度。
今日で今年の診療を終わりました。
あっという間の一年でした。
年々早く一年が終わる気がします。
そして今日従業員の方がひとり結婚退職を迎えられました。
開業して間もないころから一緒に働いてきた仲間です。
さびしいですが、結婚はおめでたいことですから、笑顔でさようならです。
お幸せに。

ライター2
先日使い捨てのターボライターがなくなって哀しいという記事を書きました。
2日ほど前にセブンイレブンにはいると、ありました!
全然タッチが重くなくて安い(200円)ターボライターが。
法律違反かとおもいきや。
ちゃんとおしりにガスを入れる穴があります。
そう、使い捨てではないという形を取った使い捨てなのです。
小さなラムネをつけることで玩具ではなく、おまけのついたお菓子という形をとって
お菓子コーナーで売ってる玩具ありますね。
あれを思い出しました。
でもこれいずれ行政指導が入るんだろうなあ。
こどもの火遊びで火事を起こさないようにと作られた法律の意義が台無しだもんね。
それはそれとしてとりあえず一個買いました。
ライター
皮膚科の大事な検査に真菌の検査があります。特に水虫では必須の検査です。
皮膚をこすり落としてこれに水虫菌がいないか顕微鏡で見るわけですが、
この際皮膚をKOHという試薬で溶かす必要があります。
このとき加温しないとなかなか溶けないのでライターなどで加温します。
私はいろいろ使った末に100円のターボライターに行き着き、これを愛用していました。
炎が安定して狙ったところに当たるため、通常のライターよりも格段に使いやすく、
しかも使い捨てなので石やガスやフリントなどの補充、メンテナンスも必要有りません。
そしてよくあるターボライターと違い、炎がよく見えるため、使いやすかったです。
西鉄ストアに行くと必ず売っているので補充もしやすく最高でした。
しかし、こどもの日遊びができないようにとの決まりができて、このライターが店頭から消えてしまいました。
大量の買いだめもしていなかったので、あと2本を使ったらおしまいです。
もう炎がゆらゆらする普通のライターには戻れませんし、やたら手の力が必要になったので使い捨てライター全般が頻繁に使う検査用加温器としては適しません。
そこでガス補充式の使い捨てではないターボライターをかいました。
残念ながら炎はよく見えません。頑張って慣れるしかないですね。
悠香お茶の石鹸アレルギーの診断基準が出来ました。
悠香お茶の石鹸アレルギーの詳細は下記のリンクで確認してください。
診断に必要なグルパールは当院でも用意しています。
診断希望の患者さんは以下の時間に来院してください。
木曜を除く平日は午前9時から10時までと午後1時半から4時まで。
木曜日は午前9時から11時まで。
土、日、休日は対応していません。

グルパール19Sによる即時型コムギアレルギーの診断基準
以前より茶のしずく石鹸の危険性が言われていたのですが、いよいよ集団訴訟が始まりそうですね。
当院にも何人か受診されています。おそらく一生続くアレルギーです。そのことを言葉を選んで伝えるわけですが、かなり気落ちされている患者さんもいました。
不幸な事件です。
以前ここでも話した、急速経口免疫療法が効果があればいいと思うんですが、どうなんでしょうね。
通常の小麦アレルギーに効果があったとする論文はありますから、現時点で考えられる唯一の有望な治療だと思います。
大濠花火大会
昨日大濠花火大会に行きました。
人が多すぎです。
九州では一番大きな花火大会かな。
毎年気づかなかったんですが、橋の中を歩いて行くとナイアガラをやっているのに出くわしました。
比較的低いところでやってるから、きっちり場所取りをするか橋を歩いてこなければなかなか気づきませんね。
山やビルの上に登って遠くから見る花火も風情があっていいものですが、
大会現場に来てこそみられるものもありますね。
ああ、そうそう。
デフレの波が祭りの出店にも来ていました。
たしか数年前はわたがし千円というめちゃくちゃな値段がついていたはずなんですが、3桁に戻っていました。
P1220735.jpg

P1220761.jpg

いぼ
いぼは正式名を疣贅といいます。
一般的な治療法は液体窒素で凍結させることを繰り返して病変を破壊することです。
でもなかなかそれだけでは取れないので薬剤で柔らかくしてメスで削ったり、
だめなときには電気メスで焼き潰したりします。
焼き潰す方法はほぼ確実に取れますが、あとが残りやすいのであまり積極的にはしていません。
そしてあまりに病変が多い場合にも傷が治るのにどれだけかかるか見当も付かなくなってしまうので、
おこないません。
じゃどうするか?
いい方法がないのです。
ハトムギのエキスを飲んでいただいたり、レチノイドというビタミンAの一種を飲んでもらったり(これは保険がききません)、いろいろするのですが、なかなかききません。
最近読んだ論文には亜鉛の内服が非常に効果的とありました(韓国からの論文です)。しかし、同じ亜鉛製剤は日本にない上に、他の亜鉛製剤もいぼには保険適応外です。
でも亜鉛ですからねえ。論文のものと同じではないけれど亜鉛製剤は存在しますので、副作用も少ないし、自費診療でも大した値段ではないからあまりにひどい人にはそれを奨めてみるのも一法かなと思いました。
ところで一年以上当院を受診していたけど結局治らなかった足底のいぼの患者さん過去にがひとりいらっしゃいました。
そのかたは一生懸命受診していたけど結局転勤で当院に通えなくなりました。転勤先でよさそうなところを紹介しました。
苦い記憶です。
チャドクガ皮膚炎
先週の終わりごろから腕や首に特徴のある虫刺されのような皮膚炎をたくさん見るようになりました。
チャドクガ皮膚炎です。
直径1センチぐらいのとてもかゆい湿疹が急にたくさん出てきたらほとんどこれですね。
痒くて我慢出来ないと言ってこられる患者さんが多いです。
山茶花、椿などの葉っぱによくついていますので、皆さん気を付けてください。
もしどら
遅ればせながらもしどら読んでみました。
受験生の時、漫画で書いた世界史を読んだのを思い出しました。小学生向けに書かれたのではなく、受験用の要点をマンガで速く頭に入れようという本なので、受験コーナーにありました。
途中からはベストセラーだから買うという層に強く訴求したにせよ、そもそももしどらが売れた理由はただ一点なのではないかと思っています。
"ドラッカーの本の要点を簡単に頭に叩き込みたい。"
これでしょう。
ビジネス書とは無縁の私でさえ、数年前からドラッカーの名前は何度か聞いていました。ひとつぐらいはドラッカーの本読んどかないと、大人としてまずいのではないかという気持ちも芽生えていました。でも難しそうで、しかも仕事とはほぼ無縁の話ですから、どうしても読まずに来ていました。そこへこれです。ずっと読もうと思っていたらベストセラーになりました。みんな同じこと考えていたんだなと思いました。
AKBのメンバーが主人公だとかいうのはヒットとはほとんど関係ないでしょう。今後似た様な本が続くかもしれませんが、売れるのは限られるでしょうね。簡単に要点を叩き込みたいという需要の大きい題材を探してこそヒット作として成り立つのだとすればそんなに簡単にはヒット作は生まれないでしょう。
勘違いした"もし女子高生が・・・"シリーズがたくさん出て撃沈するのも面白いなあ。
ちなみにその横においてあったドラッカーのマネジメントエッセンシャル版も買って読んでます。思ったより難しくありませんでした。でも、ほとんどすべてのページにいいことが書いてあるので、すぐお腹いっぱいになってゆっくりしか進みません。皆が認める人物の書く本ってやっぱりすごいですね。
宇宙戦艦ヤマト
映画見てきました。
まあ、批判の多い映画ですが、巷で言われるほど悪くはなかったです。
批判の多くは"アニメの本家とぜんぜん違う、許せない。"と"キムタクがいつものキムタク節で演技してる。古代進じゃない。許せない。"の二つですね。
私は42歳。まさにリアルタイムでヤマトを見ていた世代なのですが、あんまり一生懸命見ていないのでヤマトに思い入れがありません。ですので、まあ、前述の2つの批判は出てこないんですよね。
そもそも実写化した時点でアニメや漫画とは別物ですからね。どんな名優を集めて破格の制作費をかけてもそう。そういう意味ではアニメは実写化してはいけない。のかもしれないですね。成功させるには別ものであることをしっかり意識した上で文句を言わせないいい映画を作ることですね。
ただたいていの実写化はヒット作の名前を借りて興行収入を稼ごうとしたとしか思えないのが多いですね。
それでいい映画ができるはずないです。
ちなみにこの映画に対する僕の感想は、"別に損をしたとまでは思わないけど2度見たいとは思わない。"です。
あしたのジョーの予告編も見ました。僕の大好きな漫画なので多分見に行かないです。
"こんなのあしたのジョーじゃない"と言ってしまいそうだから。
にきびあと
以前からニキビ跡の相談が結構あります。
ニキビそのものの治療は保険でできます。それで治りにくいものに保険外診療をおこなうことがあります。
でも、ニキビ跡には保険で出来る治療はありません。
あるとおっしゃる先生もいるかも知れません。でも、きちんと効果を出せるニキビ跡への治療は保険ではできません。
にきびの保険外診療はどんどん進歩しています。ケミカルピーリングやフィラー(コラーゲンやヒアルロンサンをニキビ跡の下に入れて皮膚を持ち上げて目立たなくする)が流行った時もありますが、今はレーザーを中心とする光治療ですね。皮膚を削る、皮膚に穴を開ける、そこに新しい皮膚ができてニキビ跡が目立たなくなるという算段です。私自身は行ったことはないのですが、いい結果を出しているようです。
保険はいい制度ですが、どうしても新しいことへのチャレンジはしにくいですね。混合診療(保険診療と保険外診療を同時にすること)はそれを禁止する法的な根拠がないにもかかわらず実際には認められないという状況ですから、へたに保険外診療をするとそれまで保険でしていた治療まで自費で行うことになるというのが大きな問題です。おかげでなかなか我々のような普通の皮膚科医は保険外診療に手を出せません。
保険外診療でこそ新しくて良い治療が出来る部分もあると思います。ニキビ跡のように保険診療が機能していない疾患での進歩を見ているとそう思わざるを得ません。
日本シリーズ
今回の日本シリーズは面白かったですね。死闘というのがぴったり来るような激戦。
中日、ロッテどちらのファンでもないけれど、第六戦と七戦は食い入るように見てしまいました。
失礼ながらこの組み合わせになったとき、
"なんちゅう地味な日本シリーズなんだ。誰も見ないだろ。"
などということをいってしまいました。すみませんでした。
スポーツの力はすごいです。いい試合を見せられるといろいろその前に思っていたことが吹っ飛んで、グイグイひきつけられてしまいますね。
ロッテリアセールあるかなあ。
揚げもの浪漫
昨日テイクアウトの揚げものやさんで買った揚げものを食べました。
この店には少し前からトンカツや鶏の唐揚げを買いに行っています。
店の名前は"揚げもの浪漫"。城南区役所の近くで、城西中のすぐ横です。
店に気づいたのは半年ぐらい前でしょうか。
店はあまり目立たない構えでした。
正直なところ、期待せずに買ったのですが、とても美味でした。
店はテイクアウト専門だからとても狭いのですが、よく掃除されており、
真面目そうで清潔なご主人が丁寧に仕事をしていました。
それからしばしば揚げものを買いに行くのですが、
感心しているのが、いついっても綺麗な店内と、美味しいままの揚げもの。
大抵の店は開店当初はよくてもいずれはやいうちに味を落として店内も汚くなっていきます。
最初のままを良い状態で保つのって大変なんですよね。
そんないい店なのですが、今は正直あまりお客さんが多いとは言えません。
おいしい店なのでぜひみなさんいってみてください。撤退してしまったら悲しいです。
ちなみに宣伝を頼まれたわけではありません。それどころかあちらは僕の名前も知りません。
ですから、僕の名前を出しても怪訝な顔をされるだけですのできをつけてください。

揚げもの浪漫
住所:城南区鳥飼6-3-32
電話:092-845-7008
2010年10月27日20時52分38秒_ページ_1

クライマックスシリーズ
ありえません。
昨日ソフトバンクが負けました。
またもや日本シリーズ逃しました。
非常に不利な条件のもとで
ロッテはよくやった。えらいと思います。
でもそれはよくわかった上で
ロッテが憎いです。
なんで優勝して日本シリーズ出られないんだよー。
なんだか今日は働きたくないなあ。
いや、気合入れてがんばります!(T△T)。
ヘルペス感染防ぐ薬剤=マウスで開発、新薬期待−東大など
ヘルペスの感染を防ぐ薬剤の開発がされたとの記事がありました。
ヘルペスは一度感染すると生涯定期的な発症に悩まされます。
記事を読む限り感染防御の薬ですねから、感染してしまった人ではなく、ヘルペス感染の恐れがあるときに予め内服しておくような使い方をするのでしょうかね。
ただ正常な表皮細胞に体の中に潜んでいるウイルスが感染を繰り返して症状が繰り返すと私は理解しています(ウイルス学に詳しくないのでよくわかりませんが)。
そうであれば既感染の患者さんにも発症予防に効果があるのではないでしょうか?
ヘルペス感染防ぐ薬剤=マウスで開発、新薬期待−東大など
ミドリムシ
以前ミドリムシのドーナッツの話を書きました。ニュースを見ていたら、ミドリムシでいろいろ混ざった組織の中から特定の分子を持った細胞のみを抽出するという話がのっていました。わざわざミドリムシ使わなくてもセルソーターなどを使えばいいのにと思いましたが、お金がかからないというのが味噌なんですね。しかし特定の細胞を認識する分子などをミドリムシの表面に付着させるのもお金かかりそうですけど。付着させるのではなく遺伝子的に改変して生まれながらに特定の分子を発現するミドリムシを作るのかな?それなら最初の手間はかかりますが、一度作ってしまえばミドリムシを培養すればいくらでもコピーできますからね。元の論文なり発表をきけばなるほどと思えるのでしょう。機会があったらもとになる論文を見てみたいですね。
以下はニュースのコピーとリンクです。

<ミドリムシ>目的の細胞だけ抽出・運搬 がん検出に応用も
毎日新聞 9月15日(水)15時1分配信

 植物と動物の性質を併せ持つミドリムシに、目的の細胞だけを抽出・運搬させる方法を、名古屋大の馬場嘉信教授と岡本行広・助教のチームが考案した。患者の検体からがん細胞や病原体を検出したり、再生医療で必要な細胞だけを分離するのに役立つ可能性があるという。16日、仙台市で開催中の日本分析化学会で発表する。【須田桃子】

 チームは、ミドリムシが光合成で自ら栄養を作り出すため簡単に培養でき、光に反応して液体中を移動する性質に着目した。

 実験では、特定の細胞を認識する分子などをミドリムシの表面に付着させた。その上で、二つの容器を約5センチの管でつなぎ、一方の容器に、2種類の疑似細胞(蛍光物質)各2万個と、ミドリムシ3000匹を投入。ミドリムシは2種類のうちの目的としていた疑似細胞のみをくっつけ、光を当てると、もう一方の容器に移動した。約90分後、その疑似細胞は自然にミドリムシから離れ、35%にあたる約7000個の疑似細胞を回収することに成功した。疑似細胞には他の物質は付着しておらず、ほぼ100%の純度だった。

 岡本助教は「基本的にあらゆる細胞に適用できる。ミドリムシは安価に大量培養できるので、医療機器の不足しがちな途上国で病気の診断や再生医療に応用できるかもしれない」と話す。

<ミドリムシ>目的の細胞だけ抽出・運搬 がん検出に応用も
プリンターを買いました
プリンターの調子がわるいのと、とうとう手持ちのスキャナのドライバーが新しいOSでは使えないことがわかったので複合機に乗り換えることにしました(以前から持っていたコンピュータも壊れたので先日HPのノートブックを購入済み(windows 7搭載))。ヨドバシに行って見てまわるとHPの複合機が9800円。安い。国産のCANONやEPSONと比べてどうも人気がないようです。見本を見る限り問題なさそうなのでこれで決定。いやー。今の複合機はいいですね。プリンタ、スキャナとしての単体の能力はもちろんなんの問題もなく、しかもこんな値段でネットワークプリンタだから、コンピュータとコードで繋ぐ必要もなし。一番良かったのはコンピュータを介さずにコピーが出来ること。快適、快適。しかし1万円でこんなのどうやって作るんだろう?予備に買ったインクは7500円でした。うーん、プリンタの安さに比べてこっちは高すぎるんじゃないかなあ。物の値段はよくわかりません。
長崎びわの実アイス
今日長崎びわの実アイスを食べました。茂木びわという一種のブランドびわを使っているそうです。
大きな茂木びわの種をとってできたくぼみにアイスが詰めてあります。
おいしい。
でも一個350円。美味しいもんは高いなあ。
P1020283.jpgP1020286.jpgP1020285.jpg
紫外線治療器VTRAC
久しぶりに医療の話題です。
もりた皮ふ科・アレルギー科クリニックに新しく医療機器を導入することにしました。
VTRACという紫外線治療器です。紫外線照射機の中でもエキシマライトという種類の機種になります。
福岡市では九州大学、福岡大学に続く3番目の導入となります。
適応疾患は尋常性白斑、掌蹠膿疱症、乾癬、円形脱毛症です(円形脱毛症のみは保険外)。
これまでにも紫外線照射器は存在しており、上記の疾患にも使用され、効果を上げてきました。
ではVTRACとこれまでの紫外線照射器は何が違うのでしょうか。
結論からいうとVTRACのほうが桁違いに短い時間で高い効果が得られます。
以前の紫外線照射器が一照射に数十分から十数分掛かっていた治療を数秒(ほとんどは一照射10秒以内)で終わらせることができます。しかもいままでの紫外線治療で効果が出なかった場合もVTRACに変えて効果が出ることも多いようです。照射野が狭いので広い範囲の治療には向きませんが、狭い範囲の病変に対しては非常に良い治療です。
これより少し前に画期的な紫外線照射機として登場したナローバンドUVB照射器の波長は311ナノメーターです。これに対してVTRACの紫外線の波長は308ナノメーターです。ナローバンドUVBもVTRACもどちらもUVBという種類の紫外線に属します。ナローバンドUVB照射器は広い範囲に当てられるため、今でも広い範囲の乾癬に対してはこちらが治療の主役です。そのため、当院には導入していませんが、ナローバンドUVB照射器とエキシマライトを同時に所有し、治療に役立てている医療機関もあるようです。
ナローバンドUVBが出現する前にはUVA(波長315〜380ナノメーター)によるPUVA療法が紫外線治療の主役でした。PUVAのPはPsoralen(ソラレン)という薬剤のPです。PUVAではその名の通りソラレンを内服、外用してからUVAを照射するわけですが、これは大変な治療でした。
ソラレンによってUVAが治療効果を持つのですが、ソラレンは内服、外用してから1時間ぐらい立たないと効果が出ないため、治療時間が膨大となり、かつ帰り道の太陽光線中のUVAでも皮膚に影響をおよぼして火傷を起こすため、治療をしたその日一日は太陽光線を避けていただく必要がありました。
私が医師となった15年前ほど前には紫外線療法といえばPUVAのことを指していたのですから、隔世の感があります。
これまでどのような治療もきかなかった患者さんに対して非常に効果的な医療機器を導入できることは医師として大きな喜びです。
輸入に時間がかかっており、まだクリニックに導入は出来ていませんが、早ければ7月中、遅くとも8月には導入予定です。導入され次第当院のホームページで告知いたします。
これからももりた皮ふ科・アレルギー科クリニックをよろしくおねがいします。


プロフィール

Author:もりた皮ふ科
FC2ブログへようこそ!



最近の記事



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ